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JUNE 2010
DJ NORI
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MICROCOSMOSの看板パーティ“FUN HOUSE”と、今年30周年を迎える
西海岸ストリートカルチャー・ブランド
Stussyとのコラボレーションが、6/12(土)に実現!! |
| 日本のクラブシーンを育て上げてきたといっても過言ではないDJ NORI, Katsuya, Toshiyuki Goto、3名のDJにより、ここMICROCOSMOSで開催されている“FUNHOUSE”。今回の6/12(土)は、Stussyの30周年を記念して特別な一夜が展開されるという。そして、これを仕掛けるDJNORI自身、DJとしての30周年を昨年迎えたばかり。先月には新しいミックスCDをリリースし、常に一線で活躍する彼にパーティのこと、音楽のこと、DJのことをうかがった。 |
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今度の“FUN HOUSE”はStussyとのコラボレーションということですが、ゲストDJの予定、あるいは何か特別なコンセプトはありますか?
<DJ NORI:以下N>ゲストDJの予定はなく、いつもの3人でやりますね。Stussyって、80年から始まってちょうど30周年ということなんですけど、この前展示会に遊びに行ったらその当時の、80年代のStussyのTシャツが飾ってあって。そのポップな感じが凄くいいなー、と思ったんですよ。で、ちょうど80’sの音でパーティをやろう、というアイデアがもともとあったから、コラボレートして何かやったら面白いよね、という話をしたら向こうも興味を持ってくれたんですよ。 |
ということは、音は80年代縛りなんですか?
<N>そうですね、一晩中3人とも全部、80年代の音楽でいきますね。だからお客さんもTシャツだったりジーンズだったり、80’sのものを意識して来てくれたらいいな、と思って。もちろん店の飾り付けも80’s意識してやるので。
80年といったらNORIさんがDJとして始められたのが79年ですから、昔の原点の音楽を出してくる感じになりそうですね。
<N>そう、Stussyと同じなんですよ、歴が(笑)。で、あの時代の音楽って特別ですよね。だってあの時代、クラブでかかっていたのは踊れるジャズだったり、踊れるポップスだったり、その当時にあった「音楽」の中から踊れるものを探してくる、そういう時代だったと思うんですよ。80年代後半になってハウスがでてきて、90年代は音楽がどんどんカテゴライズされていったけど、もともとはそんなに無かったわけだから(カテゴリーなんて)。ファッションで見てもそういう面があるような気がするかな。あの時代の方が多様でポップな感じがするというか。 |
4月にリリースしたミックスCDはどんな経緯で作られたんでしょう?
<N>あれは、Sleeping Bugz Recordsという、昔マンハッタン・レコードをやっていた友達に頼まれたもので、Sleeping Bugzの新しいレーベルが始まったんでそれを記念するようなものを作って欲しいということで。
内容は普段FUN HOUSEでかけているようなダンスミュージックなんですか?
<N>いや、あれとは全く違う感じですね。『Journey』(Sleeping Bugz, ¥1,785にて発売中)というタイトルを付けて、イギリス、アメリカのものとか、インドぽいものとか、色んな国の音楽をミックス関係なしに入れているんです。70年代のジャズとか、ブレイクビーツ、ソウル、ハウス、ワールドミュージックも入ってるし、サイケデリックな今風の音も入っているし、世界を渡り歩くような感じで、幅広く選んでますね。 |
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NORIさんといえば音の質、とくにVinylにこだわってプレイするDJという印象ですが、そのスタイルは変わらないですか?
<N>そうですね。バイナルのものをかけたいので、そればっかり買ってますね。音を届けるのって、アーティストが録音した音楽の“音”を届ける、ていうことじゃないですか?だから、音の良い場所で、本当に良い音を出せればお客さんを‘Rock’できる。でもそこの良い“音”が伝わらないと‘Rock’もできない。その“曲”で盛り上がってるだけというか。そうなってくると本当の意味のグルーヴを作るのは難しくなってくると思うんですよ。音の空気感を伝えて楽しませるのがDJだと思うんで。 |
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Toshiyuki Gotoさん、Katsuyaさんとはイエロー時代から3人でやられている仲ですが、何かテーマ決めている時の3人のプレイも打ち合わせは特にないんですか?
<N>全然ないですね。普段もだいたい1時間交代で、次のDJは先にやっているDJの後半の流れを聴きながら組み立てを考える、みたいな感じでやっているんで、今回もそうなると思います。 |
NORIさんにとっての、最もインスパイアされるDJとは誰ですか?
<N>そうですね…。やっぱり、デビット・マンキューソ(レコードの原音を最も忠実に再現するための機材にこだわり、70年代から現在に至るまで、カテゴリにこだわらない良質の音楽を流し続ける伝説的パーティ“TheLoft”の主宰/セレクター)はリスペクトしてますね。レコードの音を録音された状態になるべく近づけてかけよう、という姿勢ですよね。あとはやはり、友人でもあるフランソワ・K、ダニー・クリビット、ジョー・クローゼルあたりですかね。ダニーなんかは良く情報をくれるし、DJとしても向こうによく呼んでくれるし。
ダニー・クリビットはレコードが多すぎて倉庫を借りているということですけど、NORIさんも相当あるんじゃないですか?
<N>ダニーなんか、2カ所くらい倉庫借りてますよね。僕は実家に少しありますけど、あとは全部家にありますね。だから自宅がもう、ひどいことになってます。やばいです(笑)数は…。全然数えてないんでわからないです(笑) |
今後の予定など、何か告知するものがあれば是非。
<N>うーん…。今は、とりあえず自分のやっているパーティをもっと良くしていこうか、という感じですかね。“Smoker”や“Gallery”もしかり、ここの“FUNHOUSE”も。特にここ(MICROCOSMOS)って、他にはない感じじゃないですか。クラブでもない、バーでもない、遊びにくれば食も楽しめるし、音も充実している。ラウンジというスタイルがもっと受け入れられて、若いお客さんがもっと自由にここの楽しみ方を見つけてくれるといいなーと思いますね。例えばクラブ行く前に立ち寄って、クラブから出てきて飯食いに行こうとなったら、その辺のデニーズじゃなくてここに帰ってきて「ただいま!」、みたいな(笑)。それやったらスタッフさん、大変だと思うけど(笑) |
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DJ NORI
79年DJを開始、86年に渡米。現在も多くの伝説が語り継がれるParadise Garageのラリー・レヴァンと共に競演した経験を持つ。またDavid Mancuso、Danny Krivit, DJ Harvey等、世界の名だたるDJ達との親交も深く、一晩をかけてじっくりとグルーヴを作り上げていくそのスタイルを世界に認められた、日本におけるDJのパイオニアである。
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