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MONTHLY CHIT CHAT
MAY 2010
ALYN

2009年8月、MIX CD『HEEL DANCE JAPONESQUE』でメジャーデビューを果たし、
彗星のごとく現れたクラブミュージックの新たなアイコン、ALYNの素顔に迫る。
まずは、DJを始めることになったきっかけを教えてください。

<ALYN:以下A>クラブによく遊びに行っていた頃に、あるフェスでDJのフルセットが当たったんですよ、一等賞で(笑)。パイオニアのDJM400とCDJ200×2なんですけど。せっかくなんで、これで遊んでみようということになったのがきっかけですね。

2007年頃から本格的にDJとしての活動を始められたということですが、当初からエレクトロというスタイルだったんですか?

<A>今はエレクトロと、テクノ、プログレッシブハウスの3つを織り交ぜた感じでやっていますけれど、当時はもっとミニマル・テクノぽい音をかけてました。関西ではひとつのジャンルだけではDJをやる機会が少なくなってしまうので、色んな場所でDJできるようにハウスとかラウンジぽいものとかもやってました。エレクトロに落ち着いたのは、何でもかんでもというか雑食な感じがエレクトロだと感じているので、そこが気に入ってます。

関西はどちらでDJやられていたんですか?

<A>関西では大阪のUNDERLOUNGEはよくやっていましたが、ホームというと京都の世界ワールド、Onziemme(オンジェム)ですね。この辺で沢山、練習してきたという感じです。

今も関西に拠点を置いて活動しているんですか?

<A>いえ、1年半前くらいから東京での仕事が増えてきたので今は東京に引っ越しました。

DJ/アーティストで、影響を受けた人はいますか?

<A>4つ打ちの音楽を聴くきっかけになったのは電気グルーヴですね。あまりDJとして影響を受けた人はいないんですが…、DJ姿なら(笑)、Ellen Allien(ベルリンのミニマルDJ/プロデューサー)のマイペースに楽しそうにやっている姿が好きですかね。あとスタイルとしては、DJの練習をしていた頃はハウスのDJプレイを見て学んできたようなところがあるので、ダレン・エマーソンとかの、純粋に音をつないでいってあまりトリッキーなことはしないスタイルを学びましたね。

ALYNというネームの由来は?

<A>本名がアリサなので、ニックネームでアリンちゃん、て呼ばれていたんです(笑)。それを英字にしました。

今はどれくらいの頻度でDJやられているんですか?

<A>今は月7、8本のペースでやっていますね。地方だと色んなジャンルのDJが入っているので、エレクトロの場合は大体2時間でのブッキングが多いですね。

自分の掛ける曲は決めていかれるんですか?

<A>こういうやつかけよう、というのは多めに選んでは行くんですが、その場の雰囲気でガラッと変わることが多いですね。前のDJさんのノリもありますからね。昔クラブによく遊びに行っていた頃はハードハウス、トランス聴いていたので、自分のDJでも遅い時間になってくるとテンションが上がって速くなって行く傾向が今でもありますね。

今年の1月にここMICROCOSMOSでやられた初回VIKTAMはどうでしたか?

<A>お客さんが濃くてびっくりしました(笑)。なんか雑誌からそのまま出てきたような人とか、普段クラブに行かないような雰囲気の人も多くて、楽しかったです。こういった場所はお客さんも近いですし、クラブとは違ってラウンジぽい選曲が合うのが好きですね。

全てご自身のプロデュースでやられているVIKTAMですが、2回目の開催となる今度の5/28 (金)は何を計画しているんですか?

<A>本当に好き放題やらせていただいて、MICROCOSMOSさんには感謝しています(笑)。RIP SLYMEのSUさん(DJとしてはDJ USUS)、あとまだ沢山のDJがいますね。VIKTAMは一人の持ち時間を45分にして、なるべく沢山のDJを呼んでやるようにしているんです。

ALYNさんのイメージはファッションの繋がりが強い感じがするんですか、それはなぜですか?

<A>もともとアパレルに勤めていたのが大きいのかもしれませんね。

どちらのブランドですか?

<A>マルタン・マルジェラで働いていました。

注目しているブランドはありますか?

<A>東京ブランドに結構注目してますね。例えば、前回のVIKTAMでNYTEという国内のブランドとコラボレートさせていただいたんですが、ここはお気に入りですね。

ミックスCDをリリースすることになった経緯を教えてください。

<A>その当時大阪にいた時に、私自身はミックスCDを自主制作で作っていたわけでもないのですが、Universal Jの方がたまたま私のDJをみていただいていたようです。そこから音楽を作っている話をしているうちに一緒に何かやろうということになりました。

ミックスCDには2曲オリジナルが入っていますが、音楽制作はいつ頃から?また、機材は何を使っていますか?

<A>DJとほぼ同じ時期に始めたんですが、なんか地味にコソコソとやってましたね(笑)。機材はAbelton Liveだけを使って作っています。割とこういうジャンルのDJ/アーティストはAbelton Liveを使っている人も多いので、そういう方に教わりながらやってきました。ミックスにはそこから選んでイントロと後半に2曲入れましたね。

今後の展望をお聞かせください。

<A>
ミックスCDを1枚出したので、次はオリジナルのCDを出したいですね。今 少しずつ作り貯めているものもあるので、今年中の10月くらいにはリリースしたいな、とは思っていますので楽しみにしていてください。でも、DJもこれまでと変わらないペースで続けて行きますよ。

これからDJを目指している女性たちにメッセージがあれば、お願いします。

<A>
とりあえず、できれば機材を揃えることですね。あとは練習して、今ミックスを作ったらプロモーションの場はいくらでもあるじゃないですか。ネットで配信したり、アピールをしていくことが大事だと思いますね。あとは女の子でDJやっていると、例えば地方で3日連続でDJとか、イベントが終わってホテルに帰ってもチェックアウトの時間があるんでそんなに寝てられない。そういうところは正直しんどいんですが…、少しの時間でも寝る時はメイク落とすように!(笑)


ALYN
エレクトロ、テクノ、ハウスを中心に攻撃的かつ繊細な独自の選曲スタイルで絶大な支持を得ているフィメールDJ。2009年8月、MIX CD 『HEEL DANCE JAPONESQUE』でメジャーデビューを果たす。MIXにはオリジナルトラックも収録され、トラックメーカーとしても今後の制作活動に期待が高まっている。

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