MICROCOSMOS
top/info&map menu event party plan blog recruit about us ミクロコスモスモバイルサイト
event

<< Calendar

MONTHLY CHIT CHAT
FEBRUARY 2010
DJ MILO

2009年12月、ミクロコスモスのアニバーサリーでMAJOR FORCEとの久々の共演を果たし、 感動的なプレイを魅せてくれたDJ MILO。プレイ前日のリラックスした状況で、自らの音楽観を語ってくれました。
ミクロコスモスの1周年という特別な日に、あなたをお迎えできて光栄に思います。

ミクロコスモスの印象はどうですか?


<MILO:以下M>こちらこそ招いてくれてありがとう。ここは本当に素敵な空間だね。なんと言っても、居心地が良いよ。

来日されるのはいつ以来になりますか?

<M>先月(2009年11月)来たばかりなんだ。原宿のNIKE STOREのオープニングでミュージックコーディネーションを頼まれてね。

東京のナイトシーンの変化は感じますか?

<M>1980年代半ばに初めて日本に来た時は、客としてクラブに行ってたんだけど、今はDJとしてしか来る事がないから難しい質問だね。けど、ほとんど昔と一緒だと思うよ。昔からずっと日本は音楽が豊富だったし。イギリスやニューヨークで手に入りにくくなっていたレコードも、日本では見つかるんだよね。今はデジタルの時代だから、どこにいても沢山の音楽を手に入れることが可能になったけどね。

あなた自身の音楽の経歴をあらためて教えてください。

<M>
79年〜80年代の前半はいつも友達を呼んで、好きな音楽を聴いてたんだけど、どんどん部屋のスペースが足りなくなって。それで、リビングルームを拡大しようと思って、場所を借り始めたんだ。そこから自然に音楽との繋がりが広がったんだよね。WILD BUNCHとはそれから一緒にやるようになって、日本ではMAJOR FORCEと活動するようになった。日本に住んではいなかったけど、頻繁に行き来してて。桑原茂一とCLUB KINGの仕事をしたり。NELLIEとのイギリスのテレビ番組の為に色々素材を集めたりもしてたね。

最近の活動は?

<M>
最近は100%音楽の活動に集中してるよ。前までは別の仕事と両立してたんだけど、89年にロンドンを出て音楽に集中するようになったんだ。GOLF CHANNEL RECORDS (NEW YORK)でNATURE名義のアルバムを出す予定なんだ。ドイツを初めヨーロッパでもね。日本ではJAZZY SPORTから1月に出す予定だよ。以前出したアルバム「SUNTOUCHER」のようだけど、今回は少しコマーシャルに考えている。最初のアルバムはインストゥルメンタルばかりだったけど、今回はヴォーカルが入ったからね(笑)

世界中の都市へ拠点を移す過程で、当時まだクラブシーンの中心地の一つとはいえなかった東京を選ばれた動機は何だったんですか?

<M>昔の日本は多くの人がアクセスできる場所ではなかったけれど、俺はBUFFALOと仕事をしていたから。ロンドンのファッション団体なんだけど、主にFACE MAGAZINEなどをやっていて。TOKYO FASHION WEEKのDJをやったり、TAKEO KIKUCHIやYURIと仕事をしたよ。TAKEOとは今でも良い友達だよ。

●あなたの音楽的ルーツの一つにパンクミュージックがあると聞いたことがあります。ヒップホップとパンクのアティチュードに共通点は感じますか?

<M>昔の音楽のジャンルはNEW WAVEやPUNK、DISCO、REGGAE、初期のHIP-HOPなんかしかなくて、HOUSEすらなかったんだよ。中でもPUNKは結構メジャーだったからね。DUNKAN MURRISONという仲良い友達がいて、俺の音楽の価値観にかなりの影響を与えてくれた。父親がロンドンでは有名な画家なんだけれど、とても個性的なやつで。学校に一緒に通ってた頃はよくサッカーを一緒に楽しんでた仲だったよ。とても個性的なやつで、いつも服装はスタイリッシュで、PUNKのレコードを山ほど持ってて、コアな音楽を常に探してたよ。

19日のプレイでお考えになっているコンセプトがあれば、お聞かせください。

<M> 最初はミクロコスモスでプレイするとしか聞いていなかったから、流れで行こうと思ってたけど、後でMAJOR FORCEとの競演だと聞いて、少し コンセプトを変えなければならないと思ったんだ。昔の音源を取り入れながらMIXしようかな。

MAJOR FORCEとの競演に関してはどう思いますか?彼らとの再会に感じるものは?

<M>本当に楽しみだね!正直な話、彼らとのレコーディングはかなり僕に大きな影響を与えてくれたんだ。イギリスでもレコーディングはしてたけど、彼等との仕事では、不可能なことは何もないと思ったよ。アイデアがあったら、KUDOはそれを簡単に実現できた。このレコードでこれをしたいと言ったら、それがすんなりできて。音楽が自由になったよ。クオリティも高かったし、作業も早く効率的で待たされる事もなく、楽しんで仕事ができた。彼らとは本当に最高な思い出ばかりだから、また一緒に仕事がしたかったんだ。

これからの若いアーティストに伝えたいメッセージは、ありますか?

<M>
子供を作らないことかな(笑)。ジョークだけどね(笑)。でも確かに犠牲にしなければならないものが増えるからね。リスクも背負うし、お金を拒否することができなくなって、優先順位が変わるから。若い時はやりたい事をすべてやったほうがいいよ。子供ができたら、どうしようもなくなるからね(笑)。

最後に、10年後の自分はどうなっていると思いますか?

<M>夢は田舎で暮らすことかな。新しい家に住んで小川や自然のそばで。それは理想だけど。現実的には音楽を創ってるだろうね。いや、確実に創ってるだろうな。JOSH HUCKERのように音楽をやってるかな。音楽は俺の一部だから。ファッション感覚ではなく、それ以上のものだよ。好きなことをやり続けて、短い一生にしたいと思うよ。


DJ MILO (ex. The Wild Bunch)
"Massive Attack"の前身であるDJ/サウンドシステム・ユニット"The Wild Bunch"のオリジナルメンバー、DJ MILO。 音楽のクロスオーバー化の先駆者的存在であり、究極のミクスチャー・サウンドシステムを創り上げた無比のアーティスト。MAJOR FORCEからリリースしたメガ・ミックスや、キャリア初のオリジナル・アルバム『SUNTOUCHER』を発表するなど、常に真のアンダーグラウンド・ミュージックを追求し続けている。

↑TOP